『LIFE IN A DAY』 リドリー・スコットメッセージ×制作過程×予告編
期待通りよかった。
ウチのクソみたいな14インチのアナログTVのモニタで観てもね。
『LIFE IN A DAY』
およそ200カ国で記録された、ある一日(7.24/2010)の日常の断片の集成だ。
オレは、その日に何やっていたかな?
覚えていない。
ただ、はっきりしてるのは日常。
ただ、はっきりしてるのは日常。
見も知らぬ、名も知らぬ、縁の無い人たちの小さな「幸せ、失望、告白、悲しみ、喜び、祈り」という日常の断片。
なんでそんなもんが感動的なんだろうか?
世界中そこかしこの勝手な息吹。
最高の一日、最低の一日、悪くない一日がそこに息づいている。
「世界はひとつ、わかりあえる」って欺瞞。
分かり合えねーよ。
わかり合う必要なんてあるのかな。
自身すらわからないんだから。
みんな勝手に生きてる。ってことを分かり合う。
何が罪かって、後だしの定規で人々を規定するグローバリゼーション。
何が罪かって、後だしの定規で人々を規定するグローバリゼーション。
首を突っ込み過ぎるなよ。
エンディング。
球体の上をカタツムリが這っている。
球体には「Mind your own business/おせっかいするな」ってシール。
カタツムリがそのシールをムシャムシャ。で終わる。
カタツムリ=・・・
シール=・・・
球体=・・・
って事だと思う。
って事だと思う。
エンディング以外はメッセージの誘導も無い映画。そこがいい。
なので、ここでオレのつまらない解釈を垂れるのはやめておこう。
なので、ここでオレのつまらない解釈を垂れるのはやめておこう。